西武安比奈線を歩く  2002/5/6 (月)  心地よい晴れ          戻る


 平成3年頃の道路地図より  (人文社)
南大塚駅9:40  国道16号9:50  ガータ橋10:00  迂回して線路に戻る10:15 
森10:30  カーブ手前のガータ橋10:35  八瀬大橋10:40  終点付近11:00  
八瀬大橋対岸へ11:30  安比奈運動公園11:45  文理大そばの冠水橋12:20 
下奥富12:40  国道16号13:00   新狭山駅13:05
南大塚駅付近 南大塚踏切から 国道16号を望む
16号から線路沿い 花の線路 最初のガーター橋
迂回路から橋を望む ガーター橋 橋の上
森の中 カーブ手前のガーター橋 八瀬大橋との交点
終点付近 安比奈線とは別の遺構 安比奈運動公園
 安比奈線は砂利運搬の貨物専用線として入間川から南大塚駅まで敷設されたが現在は休止扱いとなっている。電気架線も取り外され、復旧することは間違いなくない。復旧したら国道16号は大渋滞となってしまうだろう。

 南大塚から16号までは人目もあり、線路の上を歩ける雰囲気ではないが、途中の駐車場から線路を覗けるのでとりあえず良しとしておこう。国道16号オートバックス横から線路跡が続いているが、国道を横切るには少し離れた歩道橋まで行かなければならない。線路跡まで戻ると踏み跡がしっかりとついていて、かなり多くの人が歩いているようである。線路の間に花を植えたり、木が覆いかぶさっている。最初のガーター橋に着くと危なくて渡れる状態ではない。だから柵をを立ててあるのだろう。南のほうに迂回する。お寺の脇を通って元の方向にいく。道が下がり水田の所から橋が二つ、続いているのが見える。

 かなり遠回りして線路にもどり、先ほどの橋まで歩いていく。草が伸びてきたらかなり歩きにくそう。橋はさびてぼろぼろ、上は隙間だらけ。皆ここで写真を撮るらしく、降りる道ができている。写真を4,5枚撮ってもどる。森までは少し迂回しただけで線路の上を歩いていける。明るい森で気持ちがよい。この辺で少女の人形を置いて写真を撮った人もいる。(安比名線で検索するとでてきます)

 森を抜けると道路があってその向こうの線路がカーブする前にもうひとつガーター橋がある。ここも廃線歩きが楽しめるよい雰囲気である。八瀬大橋にぶつかる所ではコンクリートで完全にふさがれている。橋の下をくぐりしばらく歩くと犬小屋、(近づくと鳴きやむ)そしてホームレスの廃車の家を過ぎるとコンクリートの車止めのようなものがあり、ここが終点なのだろう。ここのちょっと先で変なものを見る。男がスカートをはいているのだ。釣に来ている人の話では毎日、車できているらしい。人に見せたければ原宿で公開すればいいと思う。でもここはほとんど人が来ないようだしここで着替えているのかも。またサバイバルゲームをする人もいる。変わった趣味の人がこちら側には多いようだ。そして左手にはクズで覆われた架線支柱と線路跡が見出される。これは構内線の跡だろう。地図上では私鉄++++++++++マークが残っている。川向こうにも同じようなマークがあり、土塁が残っている。

 帰りは八瀬大橋を渡り、安比奈運動公園を目指す。途中の乗馬クラブの脇が線路跡でもある。公園はポピーが咲き乱れとてもきれい、また家族連れがバーベキューの準備をしている。対岸とは大違い。川沿いに歩いていくと文理高校のそばに冠水橋があり、そこを渡り田舎道を16号まで適当に歩いていく。橋は手すりがなく水量が多いと恐怖を感じて渡れないかも知れない。磁石を忘れたので影が体の左横に来るようにしていく。途中右に、オリエンテーリングのマークのある神社を過ぎる。道成りに進んでいくと至誠病院が見えてきた。ここは手持ち地図に載っている。進む方向は正しかった。上り坂を右手に登るとラオックス横に出る。信号を渡ると5分で新狭山駅だ。
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