小野原稲荷から天宮(天狗)尾根を歩く(送電線巡視路を巡る)  2002/11/3 晴れ  

   
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秩父鉄道武州日野→日野鷲橋→小野原稲荷神社→三峰40号鉄塔→新秩父81号鉄塔
→新秩父82号鉄塔→ひなしゅう分岐→新秩父83号鉄塔→上平薬師堂→贄川宿→三峰駅
参考資料(峠道ハイキングマップダウンロードPDF)  約8km 標準歩行時間4時間
日野鷲橋(9:50--10:14)
 武州日野駅には9:40頃到着。大渋滞している国道140号の脇をしばらく歩くと日野鷲橋が見えてくる。この橋を渡ったらすぐに左の細い道を行く。(今回は間違えてゴルフ場脇の道を斜めに登り、ゴルフ場の脇を進んでしまい約20分無駄にしている)
 しばらく歩き、常磐沢をU字型に渡ると急斜面になる。道が下る手前、右側に山道があるのでそこへ入る。約10分で山道は終わり、いったん車道にでるが左斜め上に小野原稲荷神社がすぐに見えてくる。ここにはトイレと休憩ベンチも用意されている。
熊倉山(10:44)
 奥宮参拝道をジグザクに登ると奥宮があり、ここから尾根道になる。すぐに40号鉄塔に出る。少し登った所から熊倉山がはっきりと見える。ここからはいくつものピークがあり、アップダウンが激しい。細い尾根筋もあるが危険はない。

 国道からそんなに離れていないので、車の音が聞こえるし、携帯電話のアンテナが3本なので少し安心して歩ける。
リュウノウギク(10:55)
 尾根筋の日だまりの岩場で2本だけ咲いていた。ここからは両手を使わないと登るのが難しい急な所や岩が小石状で滑りやすい急な下りが多く、今回のコースの中で一番苦しい所かもしれない。杉、檜の植林より全体的に雑木林が多いので快適。
新秩父81号鉄塔(11:30--11:45)
 尾根を歩いて行くと急に開けた所にでる。ここが81号鉄塔。芝生の広場になっている。ここでお昼休憩。
白久方面(11:47)
 鉄塔の脇を少し下ると、三峰や熊倉山の展望が良い。下を見ると白久の町並み広がっている。
 少し進むと小社が岩の上にあり、道はその脇を通っていく。迷うところがあったら、東電の巡視標に従って次の鉄塔をめざす。82号が目の前に見え、右に見送ると中腹の細い道を滑り落ちないように歩いて行く。尾根上の平板な大岩を見るとひなしゅう分岐にでる。左の道をいく。きつい登り下りは、なく穏やかに歩ける。
 奥の方へ来たので車の音も聞こえなく、ヒガラやコガラのさえずりと風のささやきだけの静かな山歩き。
83号鉄塔(12:27)
 83号へは尾根筋を進んでいくと急に現れる。鉄塔の間から二つの急なピークを持つ二子山が遙か彼方に。猪狩山はちかくに。鉄塔からは下りになる。小石が多くすべりやすい。東電の巡視標で巡視路入り口を指す方(左)へ下る。(真っ直ぐ進むと天狗社のピークがあり、マップはいったん行って戻って来るようになっている。)涸れ沢が見え、倒木が多くなってくると里はすぐだ。道が荒れて段差が多くなって来る頃、薬師堂の屋根が見えてくる。
 
上平(12:50)
 集落をくだり、遊歩道を贄川宿方面へ道標に従って進む。いったん国道に出て贄川橋を渡ると歩道が無くなるので、右に曲がり贄川宿をめざす。ここは江戸時代から秩父往還の重要な中継地点になっていて宿が多かったそうだ。今はトンネルですぐの雁坂峠を歩いて越えたのだから、昔の人はすごかった。宿場入り口にはきれいな観光トイレもできている。歩道橋を渡り左の白川橋を渡ると三峰駅は目の前だ。(13:17)
 ちょうどSLが自由に見学できる時間になっていた。10分ほど写真をとり、13:30の羽生行きに乗ることができた。約2時間で羽生。

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