雲  取  山  奥武蔵の盟峰 一度は登りたい山
                 2000年8月6から7日

三峰口から雲取山へ 
(写真は白岩山付近で)
 三峰口駅9:30集合ということで羽生から約2時間乗車、お尻が痛くなりかける。時間が20分近くあり、y嬢の到着を待つ。( I氏とは羽生から一緒)

 西武線経由の電車が着くと9:36のバスはすぐ発車。大輪までほぼ満員。ロープウェイが待ってくれている。山頂駅到着10:14、いいいよ登山開始。

 三峰神社で道中の無事をいのる。妙法ガ岳分岐で同じバスに乗っていたハイキング姿のグループは消え、いよいよ我々だけ。最初の目的地霧藻ガ峰に向かう。途中、もっと早く出発したグループに追いつく。当然彼らとは、その日、追い抜かれたり、追いついたりで雲取小屋まで一緒。霧藻ガ峰での昼食中、雨が降ってきた。でも白岩小屋に着くころには青空が広がっていた。ここでレインズボンを脱いだのが後でハズレとなる。

 白岩山頂には15時ころ、到着、鹿の歓迎を受ける。本当に増えすぎているようだ。狼が絶滅した現在、天敵はいなく増え放題か?山頂を少し降りた時点で滝のような夕立、雨具をつける余裕もなく私はズボンを上げ、傘で通すことにした。登山道は川同然。これが、山荘まで続く。着いたのは16時すぎ。
あの新井新太郎さんと一緒
(筆者の写真はエトセトラで)
 山荘は前日、秩父鉄道のハイキング会でにぎわったようであるが、今日は30名程度、すいていてよかった。でも、雨で濡れたズボンを履き替えようとしても、予備がない。(想定外) しかたなくレインズボンをはく。素肌に触れる感触が悪い。乾燥室に行くとおば様方がストーブにしがみ付きながら、コーヒーを飲んでいた。「寒いですね。」とかの雑談を交わす。

 夕食はご飯はお代わり自由だが、おかずはハンバーグひとつ。でもおいしく感じる。話をしていると三峰口側から入山した人が大部分のようである。

 次の日は朝が早く、5時ころから朝食を取る人がいる。中には朝食前に頂上へ行って来た人もいる。6時ころから出発する人もいて、6時半ころにはもう、数組しか残っていない。こうなると出なくてはいけないような気がしてくる。

 乾燥室では湿気がこもりズボンはまったく乾かず余計湿ってしまった。部屋の中に干しておいた方がよかった。

 頂上まではジグザグに30分程度の登り。途中で兄妹組の妹さんが下山してくるのとすれ違う。この兄氏は前日、足がつっていてなんとかたどり着いたようである。
石尾根縦走路にて
 頂上に着くと先行した7〜8名がいたが、彼女らがいなくなると私たち3人だけ。静けさがあたりを包みルリビタキが餌を探して飛び回っている。避難小屋脇を降りると写真によく出てくる光景。直射日光が暑いけど全体的には涼しく気持ちがいい。他に誰もいなく静かで野鳥のさえずりが心地よい。七つ石山の手前から分岐するがなかなか高度が下がらない。途中でざわざわと音がし
、熊かと緊張と不安が走ったが猿で一安心。そのあと、見たことがないきれいな鳥が茂みの中にとまる。y嬢の後日の確認ではソウシチョウであった。

 堂所付近で、頂上を先にでたグループに追いつく。そのあと昼食中に抜かれる。結局鴨沢のバスの関係で追いつくことはなかった。

 奥多摩駅で、もえぎの湯に行こうとしたら月曜で休み残念。橋を渡り温泉旅館にて1000円で入浴の後、駅前でビールその他、私は氷水とほっとコーヒーを飲む。やは氷水とコーヒーの組み合わせは最悪。両方の味がわからなくなる。
 下に降りてくるとやはり、暑い。雲取山は気候の穏やかな頃に登るのがいい様である。
   参考コースタイム
三峰神社10:20 霧藻ガ峰12:20 お清平13:15  白岩山15:10 
雲取小屋16:10  6:30  山頂7:10 山頂発7:30  鴨沢13:30
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