日野・白久自然研究路   2003/11    晴れ            
                  参考地図      戻る

白久駅9:50→道の駅分岐9:55→無線中継所10:17→第2ピーク10:24→第3ピーク10:29→
第4ピーク10:34→第5ピーク10:45→第6ピーク10:53→第7ピーク10:57→第8ピーク11:06→
第9ピーク11:21→熊倉城跡11:23→城山コース入口11:33→日野コース入口11:48→
水車のあるトイレ12:10→陽野峠12:23→安谷川木橋12:35→明が指たまご水12:52→
浅間神社13:26→武州日野駅13:30
道の駅分岐
 白久駅を出たら直進の熊倉山方向へは行かないで左に進み、踏切を渡る。
広い道に出たら、右に進む。左手に天宮尾根と送電線鉄塔が良く見える。しばらく行くと右に上って行く細い道があるのでそこへ入り、また踏切を渡る。砂利道で指導標が見えてくる。
山道入口
 林道の終点には熊出没注意の看板がたっている。見かけだけの4WD車に飾ってあることが多いがこちらの方がよけい真実味がある。しばらくは森の気配に注意して歩いて行ったが途中で気にならなくなった。だが1回だけ、何かの気配を感じ周りを見たが何も発見できなかった。
無線中継所から三峰口駅方向を望む。
 無線中継所に出るまで長い階段登りが続く。途中には大きな岩が多く所々崩れかけているところが多い。真冬の雨、雪のあとは水が凍り付いて岩が崩れる可能性があるのでさけた方が良いだろう。無線中継所からは登り下り激しいが尾根歩きで快適である。
 
10:36頃 熊倉山方向
 時期的に紅葉がきれいである。登り下りは何度もあるが、芽吹き、新緑のころと秋に歩くと上り下りは多くても疲れを感じないくらいきれいだと思う。
10:37頃  札所30番法雲寺
  右下に谷津川沿いの町並みが木々の間から見え、とがった屋根を望遠で撮影して見ると札所30番が確認できた。
10:48頃の武甲山方面展望
 途中で左下の木が伐採してあり、武甲山、秩父の町並みがよく見える。楽しい尾根歩き。
11:06頃の登り階段
 このような階段が登りになるごとに現れてくる。階段の間隔は段差がそれほど無く上りやすい部類になる。
熊倉城跡
 景春の最後の居城で、太田道灌が1478年に鉢形城から追い出し、景春の籠もる熊倉城を1480年に攻め、降伏させた。井戸が無いため谷津川上流から水を引いていたが城攻めのさい、発見され落城した。
城山コース登山道入口から林道コース方面を見る
 入口には遭難者が多いらしく、県警の注意看板がたっていた。落ち葉が多い季節では踏み跡が発見できない事が多く沢に引き込まれやすいので熊倉山未経験者の単独登山はやめておいた方がよいでしょう。
明ケ指のたまご水
 この「明ケ指のたまご水」の文字を見たとき、何の事か「???」であった。到着すると古びた看板があり「硫黄分を含んだ水がわき出て「たまご」の匂いがするから「たまご水」と呼ばれた」と書いてあった。当たりを見回したが何処にわき水があるかわからず河原におりて見ると鉄のおけが埋めてある。下の方に硫黄のような沈殿物。「これだ」ちょっと期待はずれ。触って見るとつめたい。鉱泉の一種だが湧水量がすくないようだ。
浅間神社の奉納舞
 荒川村のそば祭りの日で奉納の舞が行われていた。
 踏切はすぐ傍にあり渡ると駅構内にでる。
 白久駅で降りたのはわずか3名、その前の武州日野で秩父鉄道峠道ハイキングが行われてあり、大勢の人が受付前に並んでいた。天宮尾根送電線巡視ルートだ。
 こちらの自然研究路では誰にも会わなかったが無線中継所までの階段にはたくさんの最近つけられた踏み跡があった。昨日、どこかのグループが歩いたのだろう。狭いところもあるが尾根歩きはとても楽しい。
 最後の明ケ指たまご水は別の平地歩きに持ってきた方がよさそう。1時間近くのおまけ歩きとしてはちょっとがっかりしてしまう。だが渓流はとてもきれい。だけどとても空気が冷たく手袋なしではいられない。
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