武川駅から白鳥飛来地へ   2002/11/30  暖かい1日    戻る

武川駅→町役場→植松橋→川本高→大きな楠→小さな社→小さな川→養鶏場→
鹿島古墳群→白鳥飛来地→駐車場(トイレ)→押切橋→大麻生G横(線路際)→
大麻生駅
 武川といえば、一ノ谷の合戦で急な崖(ひよどり越えの逆落とし)を馬がかわいそうだからと言って愛馬を担いでおりた畠山重忠の墓があるところです。今回は時間の都合でそちらへよらなかったが、「鶯の瀬」や畠山候の史跡公園など鎌倉時代の歴史に関係するところが多くあります。植松橋を渡ったら、最初の信号のところを右に曲がり道成に進む。
 こちらの方を見学すると往復約1時間費やします。(鶯の瀬と呼ばれる荒川の浅瀬もあります)
 武川駅を降りたら駅前をまっすぐすすみ140号を横切る。役場を右に曲がり、県道69号に出て植松橋を渡る。流れの緩いところでは投網と仕掛けで小魚の漁を行っていた。小さな魚がいっぱい採れたようだ。橋を渡ったところの最初の信号にはコンビニもあり、食料調達がここでできる。
 橋の脇に裏道がありU字のように進むと堤防沿いの通りにすぐでることができる。(犬の糞が多いので注意)
 高校、町営運動場の脇をしばらく進むと大きな楠の木がある。冬場には野鳥がいっぱい集まっている。そのうち舗装道路と堤防の上の道路が分かれるので左の草の多い堤防上を進んだ方がのどかでよい。左側の河原からはアオジ、ホオジロの鳴き声が聞こえてくる。
 小さな社があり、このあたりの畑では白菜が丸々と大きくなっている。対岸が遠くに見えこのあたりは川幅が広いようだ。昔ながらの家は一軒、一軒が離れていて日当たりの良い南向きのところでは水仙が大きく葉を出しており、もう1月には花をつけそう。
 この川が見えてくる頃、堤防沿いの道ともお別れ。いったん舗装道路に戻り。川を渡る。大きな農家を左に見ながら道標に従って、左(荒川の方)へ進む。養鶏場のところを道成に右に進むと、左の雑木林の所々が丸く盛り上がっている。いよいよ鹿島古墳群だ。未舗装の駐車スペースの脇に河原へ降りる階段がある。降りると白鳥飛来地は目の前。
 今回はコハクチョウは全部で50羽くらい、オナガガモがいっぱい。そのほか、マガモ、ホシハジロが双眼鏡を使わず観察できた。クチバシがまだピンク色の幼鳥も多く見かけた。そのまま河原をすすむと周りの林では野鳥が多くいて、冬は野鳥観察にも適している。
 やがて登りになり、トイレのある駐車場にでる。冬の時期は農産物直売場があるが、この日は閉まっていた。
 鹿島古墳群は円墳だけで構成されています。このように小さな円墳が密集する古墳群を群集墳とよび、鹿島古墳群はその規模から県内を代表する群集墳です。遺骸を埋葬する施設として荒川の河原石を積み上げた長さ4m、幅2m前後の楕円形の石室が築かれています。
 いまから1700〜1400年まえに作られたようです。
 駐車場入り口でトイレなどの身支度を整え、道標に従い川沿いにまっすぐ進む。遠くに押切橋の姿が見えてくる。広い道路に出たら左に進み、橋を渡る。この橋が非常に長く1km以上はあり、渡るのに時間がかかる。対岸のゴルフ場をすぎると左に曲がる補助橋があり、そこを降りると線路を左、ゴルフ場を右に見ながら進む。
下から見た押切橋

 線路の右側に家が見えてくるころ道標に従い、踏切を渡る。駅はもう数分だ。
 このコースは白鳥の飛来する11月から3月前半に回るのがよい。野鳥観察もでき、観光物産店も開いていて、土地の産物
を格安で購入できる。
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