横隅山  (かっては地形図を見て登る経験者だけのものであったが、いまは指導標
が整備され、だれでも登れる山。ただし駅から歩くと峠越えがある遠い山)

野上駅10:06  出牛峠10:56  出牛集落11:10  いろは橋バス折り返し場11:20
平沢集落11:44   平沢峠12:01   巡視路分岐12:10(休憩)  林道12:25
展望台12:30   山頂12:37  下山12:44   平沢峠12:55  平沢集落13:10
いろは橋バス停 13:30   出牛峠13:56  ゴルフ場14:20  野上駅14:38
    ほとんど4時間歩き通し(昼10分、水分タイム合計10分、写真撮影10分)
ゴルフ場から分岐した林道の終点(長瀞高原ビレッジ廃屋の門)
          出牛峠までは 展望の全くない不動山と出牛峠、糠掃峠、間瀬峠  参照
 野上駅から国道を横切り、落合眼科を左に見て進む。正面には頂上からの展望が全くきかなくなった不動山がみえる。長瀞アルプス入口の道標を見送り、広い道路を左に曲がり、登っていく。両脇のモーテルを過ぎ、しばらく行くと長瀞ゴルフクラブ入り口の看板があるのでそれに従い、右に行く。左に沢がある。途中から左の林道にはいる。砂防ダムを右に見て直進すると廃墟の長瀞高原ビレッジの門が右に見える。ここだけ、注意して左の沢を越えて、竹藪の中のコースをいけば、出牛峠へでる。ロングウォークの指導標があるのでそれに従う。
出牛集落から見た横隅山( 出牛峠からは15分でつく。)

 出牛峠に出ると舗装の林道がある。左正面に削られて雄岳が見える。かってはここもハイキングコースだったらしい。出牛集落へは急なところも無く、ゆっくり梅畑などを見ていく。ルリビタキ、アオジが間近で観察できた。
出牛人形樹瑠璃の道具保管庫

 広い道路に出て右に行くとすぐ道路の反対側にある。倉庫の前に由来を表示した掲示板があるので見て入ってもさほど時間を要しない。10分ほど歩くと、いろは橋バス停があるので時間を確認していく。
バスの時刻は土曜と日曜で時間が違うので注意が必要。(皆野駅行きは15:50が最終と考えて行動すればok)

 バス停からすぐ先にこれから左にすすむ道が見える。
いろは橋から平沢集落へむかう。横隅山が正面に見える。

 いろは橋折り返し場のバス停の反対側に橋があり、そこを渡り、対岸を歩くと、いろは橋からの舗装道路にぶつかる。途中、右に通行止めの柵があるが、そこは旧道のようである。GPSの示す道路とずれて来たので旧道に入って見ると、途中崩落していた。人間の通行には全く問題なし。すぐに写真の広い道と合流した。
平沢集落林道終点

 指導標に従い、作業小屋の脇を抜けていく。(右へ行く道があるが、これがガイドブックの示すルートだと思う。最終的には送電線巡視ルートへ出るとおもう。)
 児玉山岳会の設置した指導標に従えば、ガイドブックにある物好き、藪好きな人でなくても登れる普通の山である。ただし、駅から歩くと、峠越えと車道歩きの多い少し大変な山に化ける。
途中の指導標

 沢を左に見て登って行く。途中の道は細いところもあるが危険はない。積雪で折れた杉が所々あるが通行に支障はなかった。
 沢から離れ大きく左に曲がり、登り切った所にあるのが平沢峠。一応峠のようで先に踏み後の薄い道が下っている。。
平沢峠(峠)

 ここから、送電線巡視路の標識と同じく尾根沿いに登り、途中の小ピークから左に急斜面を行くと林道にぶつかる。(巡視路から離れる。)
展望台

 ガイドブックの多くは林道を歩く広場のような所に出、そこから指導標に従い登るとあるが、林道に出ないで踏み跡とテープに従い、わずかな跡を見つけ、登ると急斜面だがすぐの山頂付近の尾根にでる。左に展望台がある。手作りの柵の下は断崖。
鬼石市街

浅間山、赤城山、日光男体山の展望が非常に良い。
(雪が凍り付いていたので柵までは近づけなかった)
山頂

 展望台からほとんど平地をわずかに上ると山頂にでる。二等三角点があり、国土調査のポールが建っていた。帰りはバスで帰ろうと思い、同じルートで下山した。だが、バスの時間まで50分あったので出牛峠越えで野上駅に戻ったら4分差で電車に間に合った。
 杉林の中ではGPSが衛星を捕捉できなかったが、他では問題なくルートを示していた。林道も表示しているので、かなり便利なツールである。夏になり、広葉樹が茂るとどうなるか不明。それでも道路にでれば現在地は確認できると思う。


いろは橋折り返し場時刻表 2005/2現在

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