ポンポン山(埼玉県吉見町)              戻る

 ポンポン山は八丁湖からすぐ歩いていける低い山というか丘であるが、埼玉県
の山分県別登山ガイドにも載っている立派な山である。
 本では東松山駅から吉見百穴、吉見観音、八丁湖を経て最後は荒川沿いに歩
き鴻巣ー東松山のバス路線で戻るルートのなっている。駅から登頂?までに
2〜3時間もかかるアプローチの長いコース。

 実際は八丁湖の駐車場からいけば、吉見観音は10分ほど、ポンポン山は20
分程度である。コースの取り方によっては深い山の中を歩いているような気分に
なれる所もある。ポンポン山からは関東平野東部の見晴らしが良く、冬には筑波
山がよく見える。


高負彦根神社
 延喜式内社で昔は玉鉾氷川明神とも称した。祭神は、味鋤高彦根命・大己貴
尊(おおなむらのみこと)とされるが素戔嗚尊(すさのうのみこと)とも言わ
れる。
 社記によれば、和銅3年(710)創建と伝えられる古社で宝亀3年(772年)
12月19日の大政官符に「案内を検するに、去る天平勝宝7年(755年)
11月2日の符にあぐ。武蔵国幣帛に預かる社四処」としてその一つに横見郡
高負比古乃神」と記してある・
 社殿の後方の巨岩に近い地面を強く踏むとポンと音を発する。巨岩の直下
20mの平地は古代荒川の流路であった。
 吉見丘陵の東端を巡った荒川流域に式内三社が存在したのは、この地域が早く
から開発が進んでいたことによるものと思われる。

八丁湖 ウオーキングコース
高負彦根神社 山頂から下を見る
山頂 黒岩横穴群(古代人の墓)


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