鐘撞堂山(330m) 展望の良いファミリー登山の山

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寄居駅(30分) 大正池(10分) 登山道入り口(15分) 馬騎の内(15分) 山頂(25分)
 円良田湖(10分) 羅漢山(10分) 少林寺(30分) 波久礼駅

 鐘撞堂山は鉢形城の物見の山で敵の襲来を鐘をついて城へ知らせたという。そのため、いまでも眺望に優れ、堂平山や大霧山など外秩父の山並みを観察できる。

 鐘撞堂山へは何度も登っているが一番最初に登った時の記憶を基に書こう。まず寄居駅北口を出たら少し熊谷方面に戻るような感じで適当に歩き国道140号バイパスへ向かう。「洋服の青木」のお店がある信号の交差点を渡る。この辺までは寄居十二支巡りと同じコースで道標に従い、途中で十二支から離れ、道なりになだらかな坂をのぼり人家がまばらになってくると大正池が見えてくる。ここまで駅から山頂までの距離的には半分以上来ているので休憩舎もあるので一休みするとちょうどよい。のどかな所である、池の上側に一軒の農家があり、いろいろな動物を飼っている。(今はどうかわからないが)

 そのまま林道を登って行くと尾根沿いに頂上に直登できるルートがあるが、このまま進み道標のある林道分岐で右の沢沿いの道に入る。Uターン気味に屈曲すると明るい高台にでる。この辺が馬騎の内で廃屋があり、お茶の花が道を飾り、畑は今でも耕されているようである。そのまま登り続けると登山道は円良田湖からの登山道と合流し、右の階段を登るとすぐ山頂である。やはり見晴台に使っていただけあって展望が利く。寄居町役場とかはすぐわかる。荒川対岸の鉢形城跡を探し歴史に思いをはせるのもよい。中には何を間違えたのかヒールの高いパンプスで登って来たお嬢様(本来の意味どおり)がいる。下りは大変だろうなと考えてしまう。

 下山は登って来た道を円良田湖の方へ真っ直ぐに下る。やや滑りやすい急なところがあるが、すぐに簡易舗装の歩きやすい道になり沢沿いに下っていく。円良田湖畔では別荘か廃屋かわからない家を数軒過ぎると道は分岐するが左の方へ行く。やがて羅漢山への登りになるが、これが結構きつい傾斜である。ここの頂上も展望がよく円良田湖が一望に見下ろせる。下りは五百羅漢コースと千体荒神板碑コースと二つあるがどちらでも良い。普通は自分に似た石像がひとつは見つかると言われている五百羅漢コースをおりるようだ。少林寺にはトイレもあるので最後の休憩に丁度良い。 

 後はふるさと歩道の標識に従って歩けば、国道に出ることなく里山の風景をのんびりと味わいながら歩き、やがて波久礼駅前の踏切にでる。時間があれば「かんぽの宿」の温泉でゆっくりと汗を流すのも良い。最上階なので展望が利く、そのときは自分も道路とかから見られているのかもしれない。

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